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テークバック(バックスイング)は、ゆっくりでも速くでもない。

テークバックの速さについてのレッスンを見ると、「ゆっくり」派と「速く」派に分かれるようです。

「テークバックは、ゆっくり上げると正確性が増す。」

「アマチュアは、ゆっくりではだめで速い方がいい。」

「テークバックは、ゆっくりだとミスが出る。」

「テークバックは、ゆっくりだとこんなにメリットが。」

・・・・・・・。

テークバックは、「ゆっくり」「速く」どちらが正解なのでしょうか?

これを考える時に、注意しなければいけない点があります。

それは、「ゆっくり」とは、どの程度のスピードなのかという事。

例えば、始動からトップまでの時間が明示されていれば、わかりやすいのですが、ほとんどの記事には、そんなことは書かれていません。

ただ、漠然と「ゆっくり」「速く」と。

これは個人の感覚によるところが大きいので、同じスピードでも、Aさんには「ゆっくり」に感じても、Bさんには、「速い」と感じることもあります。

テークバックの速さに関して書かれているレッスン記事は多いですが、テークバックのスピードの基準を書かれているものはほとんどありません。

例えば、始動からトップまでにかかる時間が1秒だととてもいいタイミングで打てるAB二人のゴルファーがいたとします。

現在、Aさんの始動からトップまでにかかる時間は、1.2秒。そしてBさんは、0.8秒だとします。



二人とも1秒だといいショットが打てるので、Aさんは、「もう少し速く」で、Bさんは、「もう少しゆっくり」となります。

つまり、その人の適正スピードより、テークバックが速い人には「ゆっくり」、逆に適正スピードよりゆっくりの人には「速く」なのです。

正解は、「ゆっくり」でも「速く」でもなく、「自分に合った適正なスピードでテークバックをする。」という事なのです。

では、自分にあった適正なテークバックのスピードとは?

それは、当然ながらいいショットが打てるスピードですが、具体的には、

・トップの位置が安定すること
・タイミングよく切り返しができること
・体が十分回る事
・同じリズムで打てること

だと思います。

テークバックをいろいろなスピードで試してみて、一番いいテークバックのスピードを見つけてください。

トップの位置が安定していて、切り返しのタイミングが取りやすく、体が十分回り、リズムよく振れるスピードがあなたにとって最適のテークバックのスピードなのです。

そして、そのスピードが、今よりも「ゆっくり」または、「速く」かもしれません。

ちなみに私は、知らぬ間に、テークバックが速くなって調子が悪くなる時があります。

その時は、「ゆっくり」を意識して練習をします。

私にとっては、テークバックは、「ゆっくり」という事になります。



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