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★ Golf Blog/コラム

「プレー入ります 止まってください」の後には「ありがとう」を

プロゴルフトーナメントを年何回か見に行く。

華やかなトーナメント会場で、プロゴルファーのショットを見て回るのは本当に楽しい。

ただ、1点気になることがある。

すべてではないが、一部の帯同キャディーの態度である。

何回か不快な気分になったことがある。

非常に偉そうに上から目線。

少しでも動いているギャラリーがいると「プレー入ります。」と、睨んでくるキャディーがいた。

明らかに、ギャラリーを見下している態度。

そのキャディーの本心「動くんじゃねえよ!」が聞こえてくる。

お金を払ってチケットを買って、早起きして電車で最寄り駅まで来て、シャトルバスの行列に並んで時間をかけてきているギャラリーに向かって。

そんな時は、心の中で、

ちょっと待って!!

ギャラリーは、お客さんだよね?

ギャラリーはじめファンがいるから、あんたらプロとしてゴルフができるんだよね?

やっぱりギャラリーは大切にしなきゃ!

と叫ぶ。

ゴルフはプレー中静かにしなければいけないが、そこのところ忘れないでほしい。

あくまでも、ギャラリーはお客さんだという気持ちで接してほしい。

他のギャラリーが注意されていても、こちらも本当に不快な気持ちになる。

もう一つ気になるのが、ティーグランドで待っていて球筋を見たいのに、その前にキャディーが来て視界をふさいでしまう。

そして、そこでぺちゃべちゃ選手たちとおしゃべりしてる。

せっかく近くでプロの球筋を見たくて場所を取っていたのに。

ギャラリーの視線を遮らない場所があるのに。

まあ付いている選手の好みでキャディのいる位置を決めている場合もあるかもしれないが、見られてなんぼの商売なんだから一人でも多くの人にプロのショットを見てもらいたいという気持ちがあれば、キャディの立つ位置を気にしてほしい。

キャディは重要な仕事だが、キャディは黒子に徹してほしい。

あくまでも主役は、選手とギャラリー。

以前、日本の男子ツアーの中継を見ていたら、某有名選手がカメラマンに対して邪魔だったのか怒鳴って暴言をはいている場面が映し出された。

テレビ中継をしてくれているという考えがないのか。

その前から、男子プロは態度が悪い人が多いと思っていたのでそれを象徴する出来事だった。

男子プロトーナメントが低迷した要因の一つはこの態度だと思う。

こんなトーナメント誰が見たいと思うのだろうか?

逆に、ある日のPGA。

タイガーウッズが近すぎるカメラマンに、もう少し離れてくれと言った後、カメラマンが下がったら、ちゃんと「Thank You」と言っていた。

タイガーウッズが、プロゴルファーは、アスリートであり、エンターテイナーであるべきだと以前言っていた。

その通りだと思う。

もっとギャラリーが楽しめるようにプロゴルファーもキャディーも取り組んでほしい。

少し動いただけのギャラリーをにらみつけるようなキャディーなどもってのほかである。

「プレー入ります。止まってください。」

の後に、協力してくれたギャラリーに対して、

「ありがとうございます。」

この一言だけでも、気持ちよく観戦ができ、「次また見に来よう」と思う人が増えると思う。




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