ゴルフ情報サイト - ラボゴルフ
ラボゴルフ
★ Golf Lesson/ショットの実践

傾斜地からのショット

ほとんどのショットは傾斜地から

ゴルフ上達のために必要なことのひとつが、傾斜地からのショット。

ご存知のように、ゴルフ場にはたくさん傾斜があります。

特に山岳コースなどは、フェアウェイでも傾斜していて、ほとんど平らなところが無いゴルフ場もあります。

ですから、ショットの半分以上は傾斜地からのショットと言っても過言ではありません。

平らな練習場で、いくらいいショットを打っても傾斜地からうまく打てなくてはいつまでたってもスコアは縮まりません。

傾斜地からのショットは、事前にそのポイントを把握しておかないと、うまくボールを捕らえてナイスショットをしたとしても方向性や距離があわずに結果ミスショットになってしまいます。

そこでここでは、しっかり覚えておきたい傾斜地別のポイントを紹介します。

すべての傾斜地に共通しているショットのポイントは

まず、すべての傾斜地に共通しているショットのポイントは2点。

・70~80%のショットで、絶対にフルショットはしない。
・ボールは中に入れる。(右打ちの場合は、右足のほうへ)

これを基本に、各傾斜地でのショットのポイントを紹介します。

左足上がり

この左足上がりでの注意点としては、ボールがつかまりすぎて左に引っ掛けやすい事と、ロフト角が傾斜している分、大きくなるのでボールが高く上がり飛距離が落ちる事。

★左足上がりのポイント
・傾斜に沿って立つ(当然右足体重)
・ボールは、内側(いつもの位置だと左に引っ掛けやすい)
・ハンドファーストに構えない
・フルショットしない
・体重移動はあまりしない
・フォローは小さく
・ロフト角が増えて飛ばないので番手を上げる
・ターゲットより少し右を狙う

左足下がり

この左足下がりでの注意点としては、ボールがつかまりにくいのでスライスしやすい事と、ロフト角が傾斜している分、小さくなるのでボールが上がらない事。ボールを上げようとしないことが大切。



★左足下がりのポイント
・傾斜に沿って立つ(当然左足体重)
・ボールは、内側(いつもの位置だとトップしやすい)
・フルショットしない。
・体重移動はあまりしない
・決してボールを上げようとはせず、低いライナーを打つ意識で低いフォロー
・ロフトが立って飛距離が出るので番手を下げる(但し、3Wなどは、ボールが上がりきらないので距離が落ち、5W、7Wの方が飛ぶ場合がある。)
・ターゲットより少し左を狙う

つま先上がり

このつま先上がりでの注意点としては、ボールは、左に出てさらにフックする事。かなり右を狙うことが大切。

★つま先上がりのポイント
・ボールは、内側(いつもの位置だとさらに左に行きやすい)
・フルショットしない
・クラブを短く持つ
・自然にフックするので、ターゲットよりかなり右を狙う

つま先下がり

このつま先下がりでの注意点としては、ボールとの距離が離れるので確実にボールをヒットために体の上下動をなくす事が大切です。

★つま先下がりのポイント
・ボールは、内側(いつもの位置だとトップしやすい)
・フルショットしない
・スタンスを広くして腰を落として構える
・自然にスライスしやすいので、ターゲットより左を狙う
・強くスイングできないので番手を上げる

ティーショット打ち上げ

ティーングランドが平らでも、打ち上げホールだと、注意しないと左足上がりの時と同じ現象が出てしまいます。

それは、ターゲットが上なので、目線を上げて構えてしまい、右肩が下がり右体重になりやすいので左に引っ掛けやすくなります。

あくまでも目線は、平行にして構えることが大切です。

また、ティーングランドも微妙な凹凸や傾斜があるので、なるべく平らな場所を選びましょう。



ティーショット打ち下ろし

ティーングランドが平らでも、打ち下ろしホールだと、注意しないと左足下がりの時と同じ現象が出てしまいます。

それは、ターゲットが下なので、目線を下げて構えてしまい、右肩が上がり左肩が開いてアウトサイドインの軌道になりプッシュアウトやスライスになりやすくなります。

あくまでも目線は、平行にして構えることが大切です。

前方の木の上、または雲などを目標にしましょう。

練習場での傾斜地のショット練習

傾斜地からのショットの練習は、ラウンド以外なかなかできないのですが、それでも練習場である程度はできるので自分がやっている練習法を紹介します。

★ハーフショット
これは、なにも傾斜地からのショットだけの練習ではなく、ゴルフ上達のための非常に役立つ練習ですが、傾斜地からのショットはすべてフルショットしないのが鉄則なので、フルショットしかできない人はまずは、軽く打つ技術を習得しよう。これによりすべてのショットが上達します。

★左足上がりの練習方法
左足上がりの傾斜に立っているようにアドレスで右に傾いて、右足体重にして、体重移動をせずに軽く打つ。ボールを中に入れないとしっかり打てずに、打てても引っ掛けることに気づくはずです。個人的にクラブは短く持った方が打ちやいので試してみてください。左足の下に、少し厚みのある板などを置いて練習するのも有りです。

★左足下がりの練習方法
左足下がりの傾斜に立っているようにアドレスで左に傾いて、左足体重にして、体重移動をせずに軽く打つ。これは、低い球を打つ時と一緒です。フォローを低く出すこと・しっかり体を回すことがポイントで、ボールを上げようとして少しでもアッパー軌道になるとしっかりボールにコンタクトできません。これもボールを中に入れないとしっかり打てません。右足の下に、少し厚みのある板などを置いて練習するのも有りです。

★つま先上がりの練習方法
一番高いティーアップにして打ちます。番手が小さくなるほど左に出てフックする事が体感できます。これもフルショット厳禁。軽くそしてきれいにボールだけヒットするようにしましょう。

★つま先下がりの練習方法
クラブを思い切り短く(2インチ以上)短く持って、腰を落として打ちます。はたから見ると、少し滑稽に見えるかもしれませんが(笑)、ゴルフ上達のためです。気にしない! 一番体にきついショットでとてもフルスイングができないことを体感できます。当然これもフルショット厳禁。軽くそしてきれいにボールだけヒットするようにしましょう。

あとは実践を重ねて経験を積む事が大切。「傾斜地を制するものは、ゴルフを制す!」

練習場での練習方法ストレッチはトレーニング

ゴルフ用品売れ筋ランキングBest3 ベスト20はコチラ
お問い合わせ ご利用規約 プライバシーポリシー
Copyright (c) ラボゴルフ(Lab-Golf) All Rights Reserved.